杢目銅(もくめがね)

千貝 弘(ちがい ひろし)「千貝工芸」

ーープロフィール

出身 秋田県南秋田郡五城目町

昭和53年に金属加工会社「有限会社 千貝工芸金物」設立し、平成4年に株式会社C・K・アーテックに改名。

そして20年前「千貝工芸」も設立し、杢目銅を独自で探求し作品を制作し続ける。

平成18年卓越技能者表彰(現代の名工)、令和5年には秋田県無形文化財保持者に認定された。

ーー杢目銅(もくめがね)とは?

江戸時代初期、秋田県発祥とされる伝統工芸品。

主に赤銅、銅、銀など色の異なる金属を複数枚重ね合わせ、熱で溶着したのち、削りだし木目のような文様を浮かび上がらせる技法。杢(もく)とは木材の複雑な模様の「木目」のことを表す。

かつては侍の刀の鍔(つば)を飾る金工技術だったと言われている。

「千貝工芸」では杢目銅アクセサリーの削り出し体験を行っている。

PICK UP!

ーー長方形杢目銅ペンダント

杢目銅の技術をふんだんに使った長方形ペンダントです。赤銅、銅、銀などの色の違いが模様に現れ素朴かつ高級感のあるアクセサリーに仕上げています。複雑な凹凸に更に模様を浮かび上がらせ、まさに木目のような模様を楽しめます。革紐も付属され、調整を自由にできます。
裏側はなす肌加工がなされて金属のテクスチャの違いを楽しめるデザインになっています。


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